コンパクトカーどれ買うの?【スズキソリオ編】

【スズキソリオ】安全性能の評価

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スズキソリオは、軽自動車並みの取り回しと、ゆったりした室内空間が特徴のコンパクトハイトワゴンです。

スズキの基幹モデルであるワゴンRの流れに当たる車種で、もともと背の高さが売りだったワゴンRを、さらにボディを拡大して広い室内空間を実現させるとともに、1.3Lの直列4気筒エンジンを搭載して使い勝手の良さを向上させました。

もともとはワゴンRの上級モデルだったのですが、2005年にワゴンRの名称を離れ、「ソリオ」という名で独立し現在に至っています。

その後、モデルチェンジのたびに各種性能を向上させていますが、2018年7月のマイナーチェンジにより安全性能がさらに充実した点は特筆すべきです。

そこで、ソリオに搭載された「デュアルカメラブレーキサポート」や「後退時ブレーキサポート」など、安全な運転をサポートするさまざまな機能について詳しく見ていきましょう。

 

ソリオのデュアルカメラブレーキサポートとは?

ソリオに搭載された「デュアルカメラブレーキサポート」とは、その名の通り2つのカメラを搭載して運転をサポートするシステムです。

カメラはルームミラーの前方に据えられているため、ドライバーの視界を妨げないようになっています。

カメラが2つある理由は、人間の目と同じく対象との距離を正確に認識するためです。

車の前方にある他の車や歩行者などの距離と形をかなりの精度で認識してくれます。また、道路上の白線も認識できるため、車線を逸脱するのを防止する効果もあります。

カメラが衝突する可能性のある障害物などを捉えると、メーターの表示とブザー音により警報が発せられ、それでも衝突の可能性がある場合は弱めのブレーキが自動的にかかってドライバーに注意を促す仕組みです。

この際にドライバー自身がブレーキを強く踏み込むと、ブレーキアシストの機能が作動して、短い距離で安全に停止できるようにブレーキ制動力を高めてくれます。

さらに、衝突が回避できないと判断した場合には、強いブレーキが自動的にかかって衝突の被害を最小限に抑えるように図ってくれるのも特徴です。

なお、システムが作動した際の速度が5~50km/h(対歩行者では5~30km/h)なら、衝突が回避できる可能性が高いです。

また、カメラは5~100km/hの範囲で警報を作動させることができるため、高速走行時でもある程度は対応できます。

従来のブレーキサポート機能が渋滞時の追突を防止するだけのもので、歩行者は認識できなかったことを考えると、ドライバーのみならず歩行者への安全面も強化された点は高く評価できるでしょう。

 

 

ソリオの後退時ブレーキサポートとは?

 

「後退時ブレーキサポート」とは、超音波センサーによって障害物を検知するシステムです

その名の通り、後退時の衝突を回避するために、自動的にブレーキをかけて安全な停止をサポートしてくれます。

スズキのコンパクトカーに採用されたのは、クロスオーバーSUVタイプの「クロスビー」に次いでソリオが2番目です。

このサポートシステムについてもう少し詳しく見てみましょう。

障害物を検知する超音波センサーは、車体のリアバンパーに内蔵されています。

センサーは4つあって、それらが障害物との距離で段階ごとにシステムを作動させる仕組みです。

ブザー音が4段階で発動し、衝突のおそれがある障害物の接近を警告してくれます。

衝突の可能性が高いと判断した場合には、ブレーキが自動的にかかる仕組みです。

また、この超音波センサーは、衝突の回避だけでなく、後ろ向き駐車の時のサポートとしても役立ちます。

スズキセーフティサポートとは?

国土交通省や経済産業省は、安全運転のために自動ブレーキなどの安全技術を装備した車の普及を推し進めています。

そのために、安全のための先進技術を一定の水準で装備した車を「安全運転サポート車(愛称:サポカー・サポカーS)」として、すべてのドライバーを対象に啓発活動を行っています。

「スズキセーフティサポート」はそれに対応した安全技術のことです。

安全運転サポート車には、自動ブレーキを搭載した「サポカー」と、自動ブレーキにプラスしてアクセルとブレーキの踏み間違いによる急加速を抑制する装置などを備えた「サポカーS」がありますが、ソリオは後者に当たり、さらに「サポカーSワイド」という区分になります。

「ワイド」というのは、自動ブレーキのほか、ペダルの踏み間違いによる急加速を抑制する装置と、車線逸脱の警報機能、ハイビームとロービームの切り替え忘れを防ぐ機能を加えたものです。

先に紹介したデュアルカメラブレーキサポートと後退時ブレーキサポートが、これらの機能を作動させています。

また、ソリオには、スズキセーフティサポートとして、これらサポカーの基準性能以外にも独自の安全技術が採用されています。

 

ソリオに搭載のセーフティサポートについて、それぞれの機能を具体的に見ていきましょう。

まず、車線の逸脱を防止する機能ですが、搭載カメラには走行中に道路の白線を検知する機能があるため、前方不注意などにより車が追い越し車線からはみ出しそうになった時にブザーで注意を促してくれます。

また、道路の白線から車の走行パターンが計測されるため、眠気などで車がふらついた時にも同じく対応可能です。

次に、ハイビームとロービームの切り替え忘れを防ぐ機能ですが、車の前方に先を走る車や対向車などがある時や、明るいところを走行している時は自動的にロービームになるというものです。

また、前方に車がなく周囲が暗い場所では自動的にハイビームにしてくれます。

周囲の環境に合わせてこの切り替えを自動的にやってくれる優れものです。

そのほか、進入禁止の標識を自動で検知してドライバーに注意を促したり、停車時に先行車が発進したことを知らせてくれたりといった機能も搭載されています。

 

 

全車に搭載された標準装備

 

ソリオには、シートなどインテリア関係の装備は全グレードに共通で装備されているものが多いです。

フロントセパレートシート、フロントシートセンターウォークスルー、また、左右独立リヤシートのスライドとリクライニング機構もそうです。

運転席にはヒーターも標準装備されています。

そのほか室内の収納も多くの部分で共通していますが、サイドポケットやシートのバックポケットなどはグレードによって異なる部分もあります。

ファブリックシート表皮などインテリアの加工も多くの部分で共通です。

あとは、挟み込み防止の機構が付いた「後席左側ワンアクションパワースライドドア」がソリオの標準装備として特徴的なところでしょう。

リモコンスイッチをワンタッチするだけで、自動でスライドドアが解錠されて開きます。

リモコンをバッグに入れた状態でも作動するので、荷物が多い時には重宝する機能です。

スライドドアは好きな位置で止めることもできます。

 

 

【スズキソリオ】安全性能まとめ

 

このように、ソリオはサポカーSワイドの水準をクリアする安全性のとても高い車です。

平成30年度の「JNCAP予防安全性能評価」において最高評価であるトリプルプラスを獲得しました。

小さなお子さん連れのドライバーや高齢ドライバーなどが安全に運転しやすい車と言えるでしょう。

ソリオはグレードの違いで価格に大きな差がある車ですが、安全性能に関しては最も安価のグレード「G」(約146万円)でも不便はありません。
(2018年現在)

 

 

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